この地域の方々に親しまれる書店をめざして、地元の歴史、名跡等をつづった本を紹介していきます。
また、教科書扱い店として、小学生、中学生、高校生に読んでいただきたい本も紹介させていただきます。
皆様からの本の質問等も歓迎しますので、電話やメールで遠慮なしにお問い合わせください。
当店では、課題図書の紹介を積極的に行っています。本を推奨することは大変難しいことです。
なかでも小・中学生、高校生向けの本となると、興味範囲も広く、今後の進路にも影響を与えること等を考慮し、様々な視点を見据えて選ぶことになります。その点、毎年、有識者によって選ばれ課題図書は、優良な書物の1つとして推薦できるものと思っています。
出版社 | 童心社 |
著者 | あずみ虫 作 |
定価 | 1,650円(税込) |
さむい冬のある日。地球の北のほうにある海の氷の上で、タテゴトアザラシのあかちゃんがうまれました。おかあさんはあかちゃんに、アニューとなまえをつけました。アニューは、おかあさんのおちちをのんですくすくそだちます。ある日、おかあさんがうみにでかけると……。
アラスカに滞在して制作をする絵本作家・あずみ虫が描く、野生動物たちの物語。小さな子どもから楽しめるストーリーで、動物への興味の入り口となる絵本です。アザラシのあかちゃんが一生懸命に成長する姿を、親しみやすいイラストで描きます。巻末には、アザラシの生態を解説するページも収録。
(童心社HPより)
出版社 | 文研出版 |
著者 | ささきみお 作・絵 |
定価 | 1,320円(税込) |
大好きなおばあちゃんと、少しの間いっしょに暮らすことになったはなちゃん。
優しいおばあちゃんと過ごす時間はとても楽しかったけれど、いつもと違う生活にだんだんもやもやがたまってきて…。
「おばあちゃんなんて、きらい!」と言ってしまったはなちゃんは、「ごめんね」が言えるのでしょうか。
(文研出版HPより)
出版社 | イマジネイション・プラス |
著者 | マヤ・マイヤーズ ぶん ヘウォン・ユン え |
定価 | 1,870円(税込) |
テンちゃんは身体の小さな女の子。周りの皆んなが子ども扱いするけど、いろんなことができるし、知っているのです。ある日、学校にマルくんという身体の小さな男の子が転校してきました。小さなマルくんにいじめっ子が近づきます。
どうしよう…小さなテンちゃんはマルくんを助けようと……。
(イマジネイション・プラスHPより)
出版社 | ひさかたチャイルド |
著者 | 田村孝介ほか 写真 |
定価 | 1,430円(税込) |
原料のカカオから板チョコレートができるまでを、豊富な写真としかけ画面を使いながら、順を追ってみていきます。
原料が変化して食べ物になるふしぎ、そして社会の仕事にも目が向く絵本です。
(ひさかたチャイルドHPより)
出版社 | 岩崎書店 |
著者 | 山村悦子 作 平澤朋子 絵 |
定価 | 1,430円(税込) |
「あたしは、関根すず。9さい!」
ゆきなとみくは、自分は9歳だと言うおばあさんに出会い、共に一日町を歩き回ることに。
後日、二人は意外な場所で彼女と再会する。残されたメッセージに込められた思いとは?
いっしょに町を歩きまわり、語り合った、忘れられない夏の一日。
(岩崎書店HPより)
出版社 | 佼成出版社 |
著者 | 最上一平 作 マメイケダ 絵 |
定価 | 1,650円(税込) |
四年生の夏休みにやりたいことを宣言した、筋ジストロフィーの親友。
その願いのもと一致団結した少年たちの姿をみずみずしく描く。
(佼成出版HPより)
出版社 | 光村教育図書 |
著者 | ディー・ロミート 文 ズユェ・チェン 絵 千葉茂樹 訳 |
定価 | 1,760円(税込) |
約5千年前に発明されたストローは、なぜ今、問題になっているのだろう?
ストローの発明と改良の歴史、使い捨てプラスチックが環境や海の生き物に与える影響、解決策など、SDGsを考え行動するためのノンフィクション。
(光村教育図書HPより)
出版社 | 福音館書店 |
著者 | 高津修 文 遠藤義人 文 長崎訓子 絵 |
定価 | 1,760円(税込) |
音はふるえる空気の波。大きな音は大きくうねり、高い音は細かくふるえています。左右の耳に届く音はわずかにズレていますが、脳はその差を手がかりに、音がする方向や、どんな場所で響いているのかを判断します。ふたつの耳で聞くことで、より立体的で、いきいきした音の情景が描かれるのです。人間も動物も、日々、さまざまな音を聞きとり、記憶し、くらしに役立てています。オーディオに精通した著者が語る、音と耳のはなし
(福音館書店HPより)
出版社 | ポプラ社 |
著者 | 西村すぐり 作 中島花野 絵 |
定価 | 1,650円(税込) |
広島に住む小学校5年生のリョウタ。同居する祖父から、原爆で亡くなった祖父の兄ミノルの話を聞く。平和学習で資料館に行き、戦争は怖い、二度と繰り返してはいけないと思っていた一方、どこか遠い昔の出来事のようにも感じていた。しかし、祖父の話から興味を持ったリョウタは、亡き大おじミノルの足跡をたどろうと思う。リョウタが憧れる女子バレー部のキャプテン、レイは共働きの両親にかわり育ててくれた曾祖母のことが好きだった。原爆で子どもをなくしている曾祖母は、時おり記憶がまだらになり、我が子を捜し始める。近所の子どもたちからも変人扱いされている曾祖母の姿を見るのは辛く、なんとか彼女を救いたいと思うレイだが――。平和のために、今、私たちは何ができるのだろう――すべての人が幸せに生きられる世界へ、祈りをこめた物語。
(ポプラ社HPより)
出版社 | 岩波書店 |
著者 | トンケ・ドラフト、リンデルト・クロムハウト 作 リンデ・ファース 絵 西村由美 訳 |
定価 | 1,980円(税込) |
作家の家には、なぞめいたドアがある。ドアのむこうには、特別なパスポートを持った人しか入れないという。クラスの子どもたちは作家と手紙をかわしながら、パスポートやビザの申請といった課題にむきあううちに、仲間や自分をより深く知っていく。オランダの人気児童文学作家二人による、子どもたちへのエールに満ちた物語。
(岩波書店HPより)
出版社 | 徳間書店 |
著者 | ケイト・アルパス 作 櫛田理絵 訳 |
定価 | 2,090円(税込) |
1940年、ロンドン。ドイツとの戦争が始まったばかりの英国。
12歳のウィリアム、11歳のエドマンド、9歳のアンナの三人きょうだいの保護者がわりだった祖母がなくなった。三人の両親は幼いころ亡くなっている。遺産がのこされたが、未成年の三人は、後見人がいないと遺産にも手をつけられない。そこで、弁護士のエンガーソルさんが、集団学童疎開に三人も参加することを提案した。空襲の恐れのあるロンドンにいるよりは安全だし、ひょっとしたら疎開先で、後見人になってくれる人が見つかるかもしれない…。
疎開先では辛いことも多い。厳しい疎開生活のなか、3人の救いとなったのは、村の図書館だった。ロンドンから疎開した本の好きな3人きょうだいの心あたたまる物語。巻末に、物語中に登場する本のリストを収録。
(徳間書店HPより)
出版社 | 国土社 |
著者 | 田沢五月 文 |
定価 | 1,540円(税込) |
東日本大震災の避難所となった小学校で、被災者といっしょに寝泊まりしていた子どもたち。何を感じ、そして自分たちに何ができるのかを考え取り組んだこととは…。子どもたちの思いをつぶさに伝える感動のノンフィクション。
(国土社HPより)
出版社 | あすなろ書房 |
著者 | 佐藤まどか 著 |
定価 | 1,650円(税込) |
あなたの人生を変える魔法の靴店!
高いビルの間にちょこんとはさまっている小さな建物。くすんだ色のレンガ造りのこの店は、築100年のオーダーメイド靴店「往来堂」だ。店主は、靴職人の祖父。
孫の夏希は、シューズデザイナーを夢見る中学生で祖父を尊敬していた。
ある日、店の後を継ぐはずの兄が突然いなくなり、店は危機的状況となった。夏希は後を継ぐべきか悩める日々を過ごす。
そんな中、この店の土地を買い取りたいという土地開発会社の人たちが来た。祖父は、その内の1人の靴をみて足に合っていない靴を履いていると指摘する。その人は、どんな靴も合わないのであきらめていると話した。祖父が助言すると、その人は靴を注文することになった。でき上がった靴を渡してまもなく、その人が来店して言った。
「まさか自分の人生が、たった一足の靴で変わるとは思いませんでした・・・」
これらのいきさつを見ていた夏希は、自分の向かう道をさだめていく。
シューズデザイナーを夢見る中学生をさわやかに描いた青春ドラマ!
(あすなろ書房HPより)
出版社 | 理論社 |
著者 | キース・カラブレーゼ 著 代田亜香子 訳 |
定価 | 1,980円(税込) |
オハイオ州の小さな町には、願いを叶えてくれるという井戸がある。
中学一年生のライアンは、裕福な家の一人っ子アーネスト、幼なじみのリジーとともに、この井戸を見つける。
そして、クラスメイトや町の人たちのさまざまな願いごとを知る。アーネストの亡くなったおじいちゃんが屋根裏部屋に遺していたものたちが、不思議な縁でいろんな人の手にわたり、奇跡的にその願いがかなっていく。悩みや問題をかかえる人々が、ちょっとしたやさしさで救われていく、希望と愛でいっぱいの物語
(理論社HPより)
出版社 | さ・え・ら書房 |
著者 | 江口絵里 著 |
定価 | 1,650円(税込) |
目の覚めるような原色に、花や動物、サークル模様がデザインされていて、持つだけで心が華やいでくる――人気のバッグ・ブランド「リッチーエブリデイ」を立ち上げた仲本千津さんは、いま注目の「社会起業家」です。
千津さんは、子どものころから「人の命を救う仕事をしたい」と思っていました。最初は医師になりたいという夢をもっていましたが、それをあきらめることになり、つぎに国連職員を目ざします。大学に入り、今度は研究者への道を進みましたが、銀行員として社会人生活をスタートすることになりました。それでも、自分の夢をかなえる仕事を探しつづけた千津さんは、転職先の仕事でアフリカ・ウガンダのシングルマザーたちに出会います。「彼女たちの力になれるビジネスはないだろうか」。そして千津さんは、アフリカンプリントを使ったバッグをつくる会社を立ち上げました――。
バッグづくりを通して、アフリカの貧困問題を解決し、女性を勇気づけ、輝かせたい――迷い、遠回りしながら、自分の信じる道を歩んできた仲本千津さんの姿を描く “進路決定”ドキュメンタリー。
(さ・え・ら書房HPより)
出版社 | 文藝春秋 |
著者 | 伊与原新 著 |
定価 | 1,760円(税込) |
東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。
負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。
「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
学会で発表することを目標に、「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。
『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、
今年一番熱い青春科学小説!
(文藝春秋HPより)
出版社 | 評論社 |
著者 | ファン・ヨンミ 作 キム・イネ 訳 |
定価 | 1,650円(税込) |
成績に一喜一憂する寝不足な日々。
さらに、はじめてのホントの恋まで! さあ、どうする?未来のための今も、今のための今も、どっちも大切なぼくたちの時間。
(評論社HPより)
出版社 | 河出書房新社 |
著者 | 太田ゆか 著 |
定価 | 1,562円(税込) |
大好きな動物を守りたい――――――――――
南アフリカ政府公認・唯一の日本人女性サファリガイドが伝えたい知られざるサバンナの動物たちの生態、環境保護の最前線、人と自然が共生するために大切なこと。
(河出書房新社HPより)